アニマルズ − フットボールとサーフィン
動物を愛している。特にラビットを、レッドファーン(シドニーの
人気ラグビーチーム)のフットボールじゃなく、本物のウサギだ。
10歳までクリーブランド273番地に住んでいたが、他の子供達のように
フットボールに夢中になる事はなかった。特にあの一件以来、、、、
初めてのゲームで私はハーフバックのポジションに就いた。
対戦相手はペナンで留年している近所じゃ名の知れた
乱暴者の集まりで、いきなりフロントロウに頭を蹴飛ばされた。
その瞬間、真っ暗になり鳥のさえずりが聞こえた。これが
最初で最後のフットボールだった。2週間後、母はバルサ-(木製)の
サーフボードを買ってくれた。それから人生最高の時間が始まり、
あの時も今も、(その間ずーと)続いている。母へどれほど感謝したか、、、
週に最低でも1回、多分2回くらい学校をサボってサーフィンをした。
学校がある時にはサーフボードを藪に隠して、、、ついでに大好きな
数冊の本もーーー今では家の中は図書館のようで、サーフボードを
のり越えないと玄関から入れない、、、、サーフィンは他の全て
の事より楽しくアーティスティックだ、特にフットボールに
比べたら笑えるくらい最高だ。自分の所有する全てを海岸線に残して
パドリングで沖に出る時「人生の意味」を知るーそこには荷物も何もない、、、、
人生は本当にスウィートだ。
アルビー ファルゾン