アンドリューキッドマン
Date of Birth : 1970年8月7日
映像製作者 音楽家
サーフボードシェーパー
詩人 写真家
サーフジャーナリスト,,,
サーフィンを様々な分野で具象化し
ていくオーストラリアの若手サーフ
クリエーター
次作「グラスラブ」は世界各地でのロケを終え
た。完成は2004年7月予定。現在はNSW州
バイロンの山奥の自宅で最終編集中。また
映像に合わせて数曲がレコーディングされ
ている。
出演はニールパーチェス、デレクハインド、
スティーブペズマン、トムカレン、スキップ
フライ、ジョエルフィッツジェラルド、ガスディ
ッカーソン他。
サーフィンフィルムの「バラッカ」に成り得る
作品。アルバム「スペースインビットウィーン
」の”ナラビーン”がタイトル曲である。 |
写真 アンドリューキッドマン、アンディーデービス、ヒューマックロード、ジョーカレン、マーシャルハットリ、矢口唯史
ストーリー 矢口唯史
Q どんなタイプのサーフボードにのってるんですか?
A 幅18 1/2、ロッカーの強いトライフィン以外なら、どんなタイプのボードにでものり
ます。
Q 最近主流のショートボードに批判的ですね。
A まったくバカげている。一般のサーファーにとっては何の意味のない。お決まりの
プラスティックの脱着式トライフィン、薄くて浮力がなくパドルが遅い、反り返ったロ
ッカー、あれはASPで勝つための道具だ。ルーズネスはオーバーターンを強いる。
ターンの度にマニューバーの修正をしないと加速出来ない。僕はチューブライディ
ングが好きだから浮力の中心がセンターからノーズ寄りにあるボードが好きです。
それと大きなシングルフィンに小さ目のサイドフィンをセットしても面白い。デーブ
パーメンターのウィドウメーカー、テリーフィッツジェラルドのドリフタと呼ばれるモデ
ルです。スキップフライのキールフィッシュも気に入っています。8フットくらいまでの
スロープの長い波ではフィッシュは最速であろう。ツインのキールフィンはマニュー
バーを安定させる効果が高い。スピードが出た状況で安定性が高いから大きなマ
ニューバーを走れる。波が小さい時はロングボードにものります。
ともかく自分でシェープするボードにのる事は最高の楽しみです。頭の中にあるア
イディアを形にする事はサーフィンへの理解を深めるのを助けている。
またスキップフライのような完成されたシェーパーのボードも好きです。
最近ではデーブパーメンター、彼のボードはすばらしい、7’0のミニガンから8’6の
ガンまで持っているが幅の広いショートボードスタイルは革新的でさえもある。レ
ールからフィン、厚さ、ノーズ、全て独創的で見ているだけでも楽しい。だからこの
ボードをのるためにチャレンジしている。
Q マーティンワーティンソンがエアブラシを描いてますね。
A マーティンはサーフボードにロマンを持ち込んだ。1971年テリーフィッツジェラルド
がハワイの大波にのるためにテリー自身がシェープしたサンセットガンなどにエア
ブラシで幻想的な絵を描いた。当時流行っていたカリフォルニアのスタイルとも異
なるマーティンのサーフアートが与えた影響は大きい思う。70年代当時のカルチャ
ーとサーフィンの結び付きを感じる。
Q ホットバタード以外のボードにも描いているんですね?
A ジョンギルのKEYOサーフボードでも仕事をしているようだけどそれ以外はしない。
幸い僕のボードは70年代風だし削る数も少ないから引き受けてくれるのだろう。
Q 未来のサーフィンについて
A 人々は海の美しさを分かち合い、そして守る事を学ぶべきだと思う。サーフィンは
分かち合ってこそ意味があり、自然の恩恵だという事を忘れてはいけない。全て
のサーファーがリッピングや相手に勝つためにサーフィンする訳ではない。私の夢
は澄んだ美しい海で互いに尊重し合いながら波を譲る、そしてのる。これが未来
のサーフィンだと思う。
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Chapter
01・・Intro.
02・・Litmus
03・・・・・“The
Children of
Morning of the Earth”
04・・・・・ウエインリンチ
05・・・・・デレクハインド
06・・・・・マークオクルーポ
07・・・・・ジョエルフィッツジェラルド
08・・・・・トムカレン
09・・Sound
10・・・・・Gig at Avalon
11・・サーフボード
12・・サーフジャーナリスト |